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ユーザー車検における光軸の調整について

車検を自分で行うユーザー車検の際、最も難しいとされるのが光軸の調整です。自分では困難なため、光軸の部分だけはプロに頼むという人も多いようです。

光軸とは光の軸です。星の観察が趣味の人などは、望遠鏡の光軸を調節したことがあるでしょうが、一般の人にはまず未経験のものでしょう。

簡単に言うと、光の軸がどこに向かうかを調整するわけですが、車においてはヘッドランプの光軸を調整することになります。光軸がずれていると対向車に迷惑をかけるばかりか、大きな事故にも繋がります。

車検の基本となる保安基準には、光軸について長々とした説明が記載されています。要約すると「ハイビームで100m先が問題なく照らせること」、「ロービームで40m先が照らせること」、「進行方向にまっすぐ光線が伸びること」というわけです。また、照明量にも規定があり、明るすぎても暗すぎてもいけません。

光軸を合わせるには光軸テスターを使用します。陸自指定の整備工場には、光軸テスターがもちろんありますが一般の人には手に入りにくいものです。そこで、壁の照射を利用する人も多いようです。

5m離れた壁にロービームを照射した際に、明暗の境界線がヘッドライトの高さの80%になっていればOKだと言われています。これは、車に乗客が乗った場合、ライトが若干上向きになることも考慮に入っているようです。光軸調整レンチで、狂いがなくなるまで根気よく締めたり、緩めたりします。

ユーザー車検は費用を安く上げるだけではなく、趣味として行っている人もたくさんいます。それだけに全ての部分を自分で仕上げたいという人が多いようです。

しかし、自分で光軸を調整すると微妙なずれがどうしても出るものです。よほど几帳面な人でなければ成功しにくいといえます。また経験の長さも影響するようです。それ程費用は掛かりませんので、光軸はプロに任せた方が無難かも知れません。

光軸は夜間走行に欠かせない重要な箇所です。光軸の狂いは、車だけでなく歩行者にも間違ったインフォメーションを与えてしまいます。角度が上向きすぎると、対向車の目を眩ませてしまうため、正面衝突などの事故に発展しかねません。車検時のみならず、普段から気をつけておくべきところです。

ユーザー車検で一番NGが出やすい光軸ですが、この部分に問題が無ければ合格の可能性も高いといえるのでしょう。プロに任せるにせよ、自分でやるにせよ、一発で合格が出来ることをお祈りしましょう。

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